包茎治療と聞くと手術による切除を想像する人が多いかと思いますが、最近では切除以外の治療法も増えてきているので紹介します。

 

1・ステロイド剤による治療
幼児期の包茎治療にリンデロンVG軟膏というステロイド剤を用いた治療が施されています。この薬を塗布することで癒着が改善され皮膚が柔らかくなることで自然と剥けてくるのです。これまで成人に対して使用されるケースは少なかったのですが、成人の真性包茎に対しても効果があるのではと注目されています。

 

2・恥骨部脂肪吸引法
陰茎の付け根部分に脂肪が溜まるとペニスの長さが短くなり、包茎の具合が悪化するケースがあります。その為、この治療法では恥骨の部分を切開して脂肪を吸引することで包茎を改善させるのですが、軽度の仮性包茎に対してのみ有効とされています。

 

3・剥き癖を利用した方法
ペニスを包んでいる包皮には柔軟性と伸縮性があるのが特徴で、剥けた状態を維持していると「剥け癖」が付いてくるので自然と包茎が解消される場合があります。その為、医療用の接着剤を用いた方法や、市販されている矯正器具を用いた方法が存在しています。
しかし、この方法は軽度の仮性包茎にしか効果が期待出来ず、剥き癖が付かない可能性もありますが、切除を伴わず安価に行える手軽さから人気となっています。

 

4・陰茎の伸長
様々な器具やサプリ・手術を用いて陰茎を長くする治療法です。これは陰茎を伸ばすことで亀頭を包む余分な包皮を少なくして、結果的に包茎の治療をすることになります。